『メモをしないと動けない』
日々の暮らしのなかで、ふと思いつくアイディアや、やりたいこと、気づいたこと。「あとでやろう」「覚えておこう」と思っても、時間が経つとすっかり忘れてしまった…そんな経験ありませんか?
忙しい毎日の中で❝やるべきこと❞をスムーズにこなす人や、アイディアを形にしていく人には共通点があります。
それはーー「メモを取っていること」。
メモはただの記録ではありません。
思考を整理し、記憶を定着させ行動へと導く❝スイッチ❞のような存在です。
この記事では、「賢い人がなぜメモを取るのか」「どうすれば行動につながるのか」について暮らしに役立つ視点でくわしくご紹介します。

私も実際に毎日メモを取っています。家事や予定だけでなく「トトノエ」のサイト更新にも役立っています。
メモを取ることの3つのメリット
忘れないための記録
私たちは毎日、膨大な情報にさらされています。その中で、本当に覚えておきたいことはすぐに流れてしまいがちです。メモは、記憶を外に預ける手段です。
「頭の中だけで覚えよう」とするより、書き出すことで脳の負担が減り、ほかのことに集中できるようになります。
思考の整理・可視化
なんとなくモヤモヤしていた考えも、メモに書き出してみると驚くほどスッキリします。
書くことで「何を感じていたのか」「本当はどうしたいのか」が見えてくるからです。
メモは、自分の思考や気持ちを客観的に見る役割も果たしてくれます。
行動への第一歩になる
思いつきや気づきは、メモしてこそ行動に変わります。
・「この言葉、素敵だな」→メモする→あとで見返して心が整う、実際に誰かに素敵な言葉を使える
・「このアイディア、試してみたい」→メモする→すぐに行動に移せる
小さなメモが、次の一歩を後押しする原動力になるのです。
メモとノートの違いを知ろう
「ノートを取るのは苦手」「きれいに書けない」という人は多いですが、実はメモとノートは別物です。
項目 | メモ | ノート |
目的 | 思いついたことをすぐに記録 | 情報を整理して残す |
形式 | 自由・雑でOK | ある程度まとめて書く |
見返し頻度 | こまめに見返す | 定期的に見直す |
メモは気づきを残すことができます。雑でも良いのでメモに残し、必用に応じてノートにまとめ直せばOKです。
まずは気軽に、メモを取ってみましょう。
行動につながる!メモの取り方のコツ
▷ 思いついたらすぐにメモ
アイデアは思いついた瞬間が大切!すぐにメモしましょう。
スマホのメモアプリ、小さなノート、付箋など、すぐに書けるツールを持ち歩く習慣をつけましょう。
▷ 1日1回、メモを見返す習慣
書いたメモは見返してこそ意味があります。
夜寝る前や朝の5分など、自分のリズムに合わせてメモの時間を作ることで、気づきが行動にかわります。
▷ メモを見直して行動できるように変換する
ただのメモで終わらせず、「どうする?」の視点で行動につなげましょう。
・素敵な言葉→○○な場面で使ってみる
・〇〇に行ってみたい→休日に予定を入れる
書くだけで終わらせず、小さなアクションへつなげる意識が大切です。
箇条書きメモ「とにかく書く」
箇条書きメモは、最も手軽で、あとで整理しやすい定番スタイルです。
- 買い物リスト
- 掃除ルーティン
- 気になったフレーズ
- 手帳や予定表に書き足したいこと

メモを見返したら「あ、やってみよう」と自然に動けるようになりました。予定管理もラクになったよ!
メモは「ただの記録」ではありません。
思考を見える形にし、「こうしたい」という小さな気持ちを行動へとつなげる力があります。
今日の気づき、アイデア、行きたい場所ーー
そのまま流さず、メモに残してみてくださいね!