静かに心を動かす、言葉の力
毎日頑張っていても、「なんだかやる気が出ない…」そんな日もありますよね。
進みたい気持ちはあるのに動けない日。
そんなとき、私を少しだけ前に進ませてくれた“言葉”がありました。本で出会った言葉、自分で書きとめた言葉、ふと思いついたひとこと。
ここでは、私が“ステージアップしたい”と感じたときに読み返している言葉たちをメモとして残しておきます。
読んでくれたあなたの心にも、なにかあたたかいものが届きますように。
私にとってのステージアップとは
“もっとこうなりたい”という気持ちに気づくこと。小さくても前に進もうとすること。
失敗もするし終わりが見えないこともある。それでも「自分はどうなっていきたいの?」と問いかけながら、「変わりたい」と思う気持ちを大切に、一歩ずつ進んでいく。
私はそんなふうに、自分なりのステージアップを大切にしています。
ステージアップしたいときに読み返す言葉たち
ピネのやる気スイッチメモ
失敗しても大丈夫。不安なときに励まされる言葉です。
やる気って、不思議と“やり始めてから”湧いてくることが多いんです。
ホーキンス博士の「意識の表」から学んだこと
“ホーキンス博士の意識の表”って、聞いたことありますか?
これは、「人の気持ちや心の状態には段階がある」という考えを、わかりやすく図にしたものなんです。
たとえば、怒り・不安・罪悪感などの重たい気持ちが下の方にあって、やる気・愛・喜びのような軽くて前向きな気持ちが上の方にある、というイメージ。
この表では、真ん中に「勇気」があって、そこを境に気持ち(やる気)はすこしずつ上向いていく、という考え方です。
私は「ホーキンス博士の意識の表」を知ってから、感情を整えることは“頑張るための準備”でもあるんだな、と考えるようになりました。
10代の頃から10年以上、体調が悪くてベッドで過ごす日が多かった私が、いちばん強く伝えたいことです。過去を悔んだり苦しむことよりも、前に進むことで、自分も大切な人も幸せにできると気づきました。
複雑に考えないほうが、動きやすいので考えすぎないようにしています。
本で出会った言葉
「“あれも、これも”をやめる — 体は一つしか、一日は二十四時間しかない」
「自分にできることなど、たかが知れている」とわかっていることが大切。
意欲的なのは良いことだが、やりたいことが増えれば増えるほど、できないことが増える。
結果できなかった場合の落胆も大きくなる。
時間の密度を濃くするだけで十分。
※本の内容を参考に、私なりの言葉でまとめています。
─『小さな悟り』 枡野俊明 著 より

家事、子どものこと、仕事…。
どれも大切だからこそ、全部やらなきゃと思って、気づけばいっぱいいっぱい。
「どこから手をつければいいのかわからない…」と苦しくなっていたとき、
この言葉に出会って、スッと肩の力が抜けた気がしました。
限られた時間をどう使うかに目を向けるだけで、心が少し軽くなりました。
罪悪感が好きなら、過去に生きるのがいい。
不安が好きなら、未来に生きるのがいい。
幸せを求めるなら、今日という日に意識を集中するのがいい。
―『自分を変える89の方法』
スティーヴ・チャンドラー 著/桜田直美 訳 より

この言葉に出会ったとき、
「気づかないうちにいつも“まだできてないこと”や“この先どうしよう”ばかり考えてたな…」って思いました。今日を生きることが大切だと考えるようになりました。
やる気スイッチは、自分で見つけて、自分で押せる
いつでも読み返せる場所でありたい
言葉には、不思議な力があります。ただのひとことが、自分をそっと支えてくれることもあります。このページは私自身の整えメモであり、読んでくれた誰かの小さな助けになれたらうれしいです。
これからも、言葉を少しずつ追加していく予定です。またふとしたときに、読み返してもらえたらうれしいです。