やる気がない自分をどう動かす? 行動できる条件をつくる方法

やる気が出ず机の前で悩む女性と「やる気がない自分を、どう動かす?」のアイキャッチ
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「やる気が出たらやろう」

そう思っているうちに、その「やる気」がなかなか来ない。

そんな経験はありませんか。

では、やる気がない日は何もできないのでしょうか。

私は、そんなことはないと思います。

実際には、やる気が十分になくても、締切が迫ったり、誰かとの約束があったりすると、不思議と動けることがあります。

もしかすると大切なのは、やる気そのものを待つことではなく、自分が動ける条件を知ることなのかもしれません。

この記事では、「やる気がない自分をどうにかしなきゃ」と責めるのではなく、自分が動きやすくなる条件を見つけ、少しずつ作っていく方法を考えていきます。

💡この記事でお伝えしたいこと
やる気が出るのを待たなくても、人は条件次第で動けることがあります。
大切なのは、「どうして自分は動けないんだろう」と責めることではなく、止まる理由と、動けた理由の両方を観察すること。
自分が動ける条件がわかってくると、やる気任せではなく、自分で「始めやすい状態」をつくれるようになります。

自分が動ける条件がわかってくると、やる気任せではなく、自分で「始めやすい状態」をつくれるようになります。

パソコンの前で頬杖をつき、なかなか行動を始められず考えている女性
目次

やる気がなくても、人は動けることがある

「窮地に立たされると、急に動けた」という経験はありませんか。

締切ぎりぎりになって、一気に作業を終わらせた。
誰かに頼まれたら、気が進まなかったのに最後までやり切れた。
「もうやるしかない」という状況になったら、それまで手をつけられなかったことが急に進んだ。

こうしたとき、必ずしも最初から「やる気」があったわけではありません。

締切や約束、必要に迫られた状況など、行動を始めるきっかけがあったから動けたとも考えられます。

つまり、「やる気がない」と「動けない」は、必ずしも同じではありません。

ここに、自分を動かすためのヒントがあります。

やる気を待つ場合

やる気がない
やる気が出るのを待つ
なかなか始まらない

条件をつくる場合

やる気がない
始めるきっかけをつくる
まず動いてみる

やる気そのものは、「今から出そう」と思って簡単に出せるものではありません。

でも、動き始めやすいきっかけや環境なら、自分で作れるものもあります。

毎回ぎりぎりまで自分を追い込む必要はありません。

「追い込まれたら動けた」という経験から、自分はどんな条件があると動きやすいのかを探してみる。

それが、やる気だけに頼らず行動するための最初の一歩です。

自分が止まっている理由を観察する

やる気が出ないとき、まず考えてみたいのが、「なぜ今、自分は止まっているのか」です。

理由は人によって違いますし、同じ人でもその日によって変わります。

今、止まっている理由は?

  • 面倒に感じる
  • やり方がわからない
  • やることが大きすぎる
  • 失敗したくない
  • 今日はただ気分じゃない

理由がわかったら、次の一歩を変える

どれも「やる気が出ない」という言葉でまとめられますが、止まっている理由が違えば、必要な対策も変わります。

止まる理由次の一歩
面倒5分だけやる
わからないひとつ調べる
大きすぎる作業を分ける
失敗が怖い試すだけにする
気分じゃない準備だけする

「やることが大きすぎる」なら、最初の一歩を小さくする。

「やり方がわからない」なら、まずは調べるところから始める。

「失敗したくない」なら、最初から成功を目指すのではなく、「一度試してみる」までを今日のゴールにする。

そして、「今日はただ気分じゃない」という日なら、無理に大きく進めず、準備だけして終わるという選択肢もあります。

大切なのは、すぐに自分を動かそうとすることではありません。

まずは、「やる気がない」で終わらせず、その奥にある理由をひとつ見つけてみること。

理由がわかれば、「自分をどう動かすか」も考えやすくなります。

自分を責めたり、無理に奮い立たせたりする前に、今の自分を少し観察してみてください。

行動ではなく「準備」から始めてもいい

「やることが大きすぎる」

「何から始めればいいかわからない」。

そんな理由で止まっているときは、いきなり本番の行動を始めなくても大丈夫です。

まずは、「次に動きやすくするための準備」だけしてみます。

たとえば、

  • 必要なものを机の上に出しておく
  • やることをひとつだけメモしておく
  • 必要なページを開いておく
  • わからないことをひとつだけ調べる
  • 明日やる場所まで決めておく

これなら、その日に本番まで進めなくても、次に始めるときのハードルを少し下げられます。

私自身、パソコンの勉強を始めた頃、どうしてもやる気が出ない日がありました。

そんな日は、教材をAIに作ってもらう。それを印刷する。そして、机の上に置いておく。

それだけで終わる日もありました。

でも、何もしなかった日とは少し違います。

その日は勉強できなくても、次の日に机へ向かった自分の目の前には、すでに教材があります。

「教材を探す」「何を勉強するか決める」という作業は、昨日の自分が終わらせてくれています。

すると、未来の自分は「勉強を始める」だけでよくなります。

今日の自分

教材をつくる
印刷する
机に置く
ここで終了してOK

明日の自分

机に座る
始めるだけ

昨日の準備が、今日の一歩を軽くする

行動そのものを今日の目標にするのではなく、「次の自分が動きやすい状態をつくる」ことを目標にする日があってもいい。

準備も、次の行動につながる大切な一歩です。

次に行動しやすいよう机の上のノートや教材を準備している女性

やる気が戻った瞬間だけは逃さない

しばらく止まってしまう時期があっても、大丈夫です。

毎日続けられないからといって、そこで全部が終わるわけではありません。

ただ、ひとつだけ大事にしたいことがあります。

休んでいる間に、やる気がふっと戻ってきた瞬間だけは逃さないこと。

私は、パソコンを使って自宅で仕事がしたいと思い、子どもが小さい頃に勉強を始めました。

でも、毎日続けられたわけではありません。

1か月近く、ほとんど触らなかった時期もあります。

それでも、「もうやめよう」とは思いませんでした。

作業をしていない間も、「なぜやる気が出ないんだろう」「どうしたら始めやすくなるんだろう」と考えたり、本を読んだりしていました。

作業そのものをしていなくても、それについて考え続けている時間も、私の中では「続けている時間」でした。

「やる」か「やめる」かの二択だけで考えると、少し止まっただけで「続かなかった」と感じやすくなります。

でも、その間に考えたり、調べたり、また戻るきっかけを探しているなら、完全に終わったわけではありません。

そして、ふっと「少しやってみようかな」と思えた瞬間が来たら、そのときだけは長時間でなくてもいいので触ってみる。

5分でも、1ページでも、ひとつ調べるだけでも構いません。

戻ってきたやる気を、小さな行動につなげる。

それを何度か繰り返すうちに、「止まることはあっても、また戻れる」という感覚が少しずつできていきます。

「やる」か「やめる」だけじゃない

やる or やめる

止まっている時間も含めて考える

やる
止まる
考える・調べる
また少しやる

止まることがあっても、また戻ればいい

ダメでも、一度行動してみる

行動するとき、最初から成功を目標にしなくても大丈夫です。

「うまくできるかどうか」ではなく、まずは「一度やってみたかどうか」を基準にしてみます。

実際にやってみると、

  • 思ったより簡単だった
  • ここで止まりやすい
  • この方法は自分には合わない
  • ここまでは一人でできる
  • ここから先は誰かに聞いたほうがいい

といった、自分についての情報が増えていきます。

考えているだけではわからなかったことも、ひとつ動いてみることで見えてくることがあります。

たとえ思うようにいかなかったとしても、「これは違うかもしれない」とわかったこと自体が、次の行動を決める材料になります。

つまり、行動は成功か失敗かを決めるためだけのものではありません。

自分に合うやり方を探すための、小さな実験でもあります。

「うまくやる」ではなく、「一度試してみる」。

そのくらいまでゴールを小さくすると、最初の一歩は少し軽くなります。

小さな実験メモ

1

やってみる

まずは一度、試してみる

2

気づく

「ここで止まった」
「これは意外とできた」

3

次を変える

自分に合う条件へ調整する

行動すると、自分を動かすためのデータが少しずつ増えていく

動けたときの条件を覚えておく

明るい机でノートを開き、自分が動けたときの条件を振り返っている女性

ここが、今回の記事で一番お伝えしたいところです。

「なぜ今日はできなかったんだろう」と考えることはあっても、「なぜ今日はできたんだろう」と振り返ることは、意外と少ないかもしれません。

でも、自分を動かすヒントは、うまく動けなかった日だけでなく、動けた日の中にもあります。

たとえば、

  • 朝いちばんに始めたら、思ったより進んだ
  • 誰かと話したあとに、急にやる気が出た
  • 前日に必要なものを用意していた
  • 「10分だけ」と決めたら始められた
  • 締切や約束があると動きやすかった
  • 一度始めたら、そのまま続けられた

こんな小さなことで構いません。

大切なのは、「今日はやる気があった」で終わらせず、その前に何があったのかを見ること。

動けた日を何度か観察していると、自分なりのパターンが見えてくることがあります。

「私は朝のほうが始めやすい」

「誰かに宣言すると動きやすい」

「前日に準備しておくと始められる」

「最初の5分を越えると、そのまま続けやすい」

私の起動条件を探してみる

いつ?

朝/昼/夜/予定の前後

何があった?

準備してあった/誰かと話した/締切があった

どう始めた?

5分だけ/ひとつだけ/とりあえず開いた

始めたあとは?

そのまま続いた/少しできた/すぐ止まった

今日、動けた理由

そうした条件がひとつ見つかったら、次は偶然に任せず、意図的に作ってみます。

朝に動きやすいなら、大事なことを朝に置いてみる。

前日の準備が効くなら、終わる前に次に使うものを出しておく。

約束があると動けるなら、自分だけの締切ではなく、誰かに伝える予定を作ってみる。

こうして、偶然うまくいったことを、自分を動かすための条件に変えていきます。

「やる気が出るのを待つ」から、「自分が動ける条件を、自分で用意する」へ。

自分に合う条件が少しずつわかってくると、毎回やる気だけに頼らなくても、最初の一歩を作りやすくなります。

まとめ:自分の動かし方は、自分で見つけていく

やる気が出ない日は、誰にでもあります。

そんなとき、「もっとやる気を出さなきゃ」と考えるだけでは、なかなか動けないこともあります。

だからこそ、やる気そのものではなく、自分が動きやすくなる条件に目を向けてみてください。

この記事でお伝えしてきたのは、

・止まっている理由を観察する
・本番が難しければ、準備だけしておく
・やる気が戻った瞬間に、小さく動いてみる
・成功を目指すのではなく、一度試してみる
・動けたときは、その理由も振り返る
・見つけた条件を、次は自分で用意してみる

という方法です。

最初から、自分を自由自在に動かせる必要はありません。

「今日はこれなら始められた」

「この準備をしておくと、次の日が少し楽だった」

「この時間帯なら動きやすいかもしれない」

そんな小さな発見をひとつずつ集めていけば、自分なりのパターンが少しずつ見えてきます。

自分を動かす方法は、誰かの正解をそのまま真似するだけでは見つからないこともあります。

自分を観察して、試して、合わなければ少し変えてみる。

その繰り返しで、自分なりの「動きやすい条件」を見つけていく。

結局のところ、続けるというのは、自分をどう動かせば動くのかを、少しずつ知っていく作業なのかもしれません。

やる気が来るのを待つのではなく、未来の自分が少し動きやすくなる条件を、今日ひとつだけ用意してみる。

そこから始めてみてください。


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この記事を書いた人

ピネのアバター ピネ トトノエ|代表・設計

こんにちは、ピネです。
トトノエは、暮らしの中で感じた「これ、どうにかならないかな?」を実際に試しながらまとめているサイトです。
普段は、Webサイト制作や情報整理、見せ方の設計にも関わっています。ゲームも好きで、遊びながら「仕組み化」や「効率化」を考えるのが好きです。

気になるところから、本屋さんを歩くように、ゆっくり読んでいってくださいね。

コンタクトフォームよりお気軽にご連絡ください。
STone株式会社 (STone Digital Lab責任者)

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