最近、なんだかツイていない気がする。やることはあるのに、やる気が出ない。頑張っていないわけじゃないのに、どこか空回りしているような感覚。
私自身、そんな時期がありました。
掃除をしたほうがいいのは分かっている。でも、気持ちが追いつかなくて動けない。その頃、よく検索していた言葉があります。
「掃除 運気アップ」
それなら少しはやる気が出そうな気がして。今思えば、背中を押してくれる“きっかけ”が欲しかったんだと思います。
この記事では、玄関掃除と「運気アップ」という言葉の関係を、環境心理学や脳の仕組みの視点から整理してみました。
もし今、
・やる気が出ない
・現状を少し変えたい
・理由があったほうが動けそう
そう感じているなら、
玄関という小さな場所から整える、
そんな選択肢をそっと置いてみたいと思います。
むだのない空間は、知らないうちに脳のノイズを減らし、日々の判断や行動を少し楽にしてくれます。
この記事では、結果として「良い運気」と呼ばれる流れにつながっていく玄関デトックスについてまとめました。
環境が気持ちに与える影響(環境心理学の視点)
人は、自分が思っている以上に「目に入る環境」の影響を受けています。
環境心理学では、視覚情報の多さや空間の乱れが無意識のストレスになることが知られています。
ここで、少しだけ確認してみてください。
こんなこと、思い当たりませんか?
✅帰宅してドアを開けた瞬間、ため息が出る
✅靴がいつの間にか出しっぱなしになっている
✅玄関に入ると、なんとなく薄暗いと感じる
どれか一つでも当てはまったとしても、「ダメ」というわけではありません。
ただ、これらはすべて脳が小さなストレスを感じやすいサインでもあります。
玄関は、家の中でも特に特徴的な場所です。
・外から帰って最初に目に入る
・毎日必ず通る
・気持ちを切り替える境界線
この場所に
「ため息が出る要素」
「片付いていない状態」
「暗さ」が重なっていると、脳は無意識のうちに緊張したままになります。
散らかった玄関を見るたびに、脳は小さな“未完了”を処理しようとします。それが積み重なることで、気づかない疲れにつながることもあります。
逆に、少し整った玄関や、明るさを感じる空間は、「戻ってきた」「切り替えられる」という安心のサインになります。
掃除がやる気に影響する理由(脳の仕組み)
よく「やる気が出たら掃除しよう」と言いますが、実は順番は逆だと言われています。
行動する
↓
小さな達成感を得る
↓
気分が少し上向く
このとき脳内では、ドーパミンと呼ばれる物質が分泌されます。
玄関掃除は、
・範囲が狭い
・変化が目に見えやすい
・短時間で終わる
そのため、「成功体験をつくりやすい行動」でもあります。
毎日目に入る場所が整うことで、知らないうちに潜在意識にも「整っている状態」が刷り込まれていく、そんな見方もできます。
玄関に置きがちなもの ワースト5
掃除を始める前に、まずは「脳のノイズ」になっている物をそっと減らしていきます。
ここで言う「脳のノイズ」とは、目に入るたびに無意識に判断や処理を求められている情報のこと。
たとえば、
・使うか分からない物
・いつか片付けようと思っている物
・理由はないけれど置いてある物
これらは、一つひとつは小さくても、見るたびに脳のエネルギーを使っています。
こうした物を置いたまま掃除をしても、空間はきれいになっても頭の中はスッキリしにくく、結果として効果を感じにくくなってしまいます。
無理に捨てる必要はありません
ここで大切なのは、「捨てること」ではありません。
今の自分にとってどうだろう?
と、立ち止まるきっかけになれば十分です。
移動するだけでもいい。一度しまってみるだけでもいい。判断は、あとからで大丈夫です。
掃除は、やった直後に「スッキリした」と感じることで脳が成功体験として記憶します。
この感覚を繰り返すうちに、不要な物を判断しやすくなり、手放すことへの抵抗も自然と小さくなっていきます。
一度で完璧を目指す必要はありません。
それでは、多くの家庭で見かけやすい
「玄関に置きがちな物 ワースト5」
を見ていきましょう。
第5位|最近履いていない靴
「いつか履くかも」と思って置いた靴が、
気づけばずっと玄関にある。
そんなことはありませんか。
履いていない靴が目に入るたびに、
脳は小さな判断を求められます。
・履く?
・履かない?
・まだ取っておく?
この小さな迷いが、
毎日の積み重ねで疲れにつながることもあります。
第4位|外出グッズの仮置き
鍵、帽子、バッグ、エコバッグ。
「ちょっと置いただけ」の物が、いつの間にか定位置になってしまうことがあります。
便利な反面、置き場が決まっていない物は脳にとって“未完了の情報”になります。
定位置を決めるか、一時置きスペースを一か所にまとめるだけでも、玄関の印象はかなり変わります。
第3位|よく分からない紙類
チラシ、封筒、案内の紙。
急ぎではないけれど、なんとなく置いたままになりがちです。
紙類は視覚情報が多く、無意識にストレスを与えやすい存在です。
「今すぐ判断しなくていい紙」は、一度玄関から離すだけで、気持ちが少し軽くなります。
第2位|壊れている物・使いにくい物
壊れかけの傘、調子の悪い靴べら、使うたびに少しストレスを感じる物。
こうした物は、一回一回は小さくても、確実に気力を削っていきます。
直すか、手放すか、もしくは一度しまうだけでも大丈夫です。
第1位|理由はないけど置いてある物
「なぜここにあるのか分からない物」。実はこれが、一番影響が大きいかもしれません。
目的のない物は、見るたびに脳に問いを投げかけます。
・何のため?
・必要?
・いつ片付ける?
答えがないまま残っている状態は、知らないうちに気力を消耗させます。
理由が思い出せないなら、一度別の場所に移すだけでも十分です。
「ちゃんと片付けなきゃ」と思うほど、手が止まってしまうことがあります。一つ移動させるだけで、流れは変わります。
成功法則や本に共通する「環境を整える考え方」
成功者の話や、自己啓発・ビジネス書を読んでいると、意外と共通している考え方があります。
それは、「自分を変える前に、環境を整える」という視点です。
やる気や根性に頼るのではなく、迷わなくて済む状態をつくる。判断の回数を減らす。
これらはよく成功法則として語られますが、特別なことではありません。
玄関に不要な物が少ないだけで、毎日の判断は確実に減ります。
小さな整えが、結果的に心の余裕につながっていきます。
簡単な玄関掃除の習慣化ポイント
掃除を負担に感じないために、短時間でできる習慣を取り入れるのがコツです。
・靴をそろえる
・床をさっと拭く
・一つ物を移動させる
それだけでも十分です。
大切なのは、「少し整った状態」を目で確認すること。
変化が見えると、脳はそれを成功体験として受け取ります。
まとめ|玄関を整えることで起こる変化
掃除をして、キレイになった玄関を目にした瞬間、脳の中では確実に小さな変化が起きています。
それは、「できた」「整った」という感覚が、安心や達成感として記憶されるからです。
掃除で人生が成功する、と書かれた本はたくさんあります。
正直に言えば、「たかが掃除で人生が変わるなんて信じられない」そう思っていても、まったく問題ありません。
ただ一つ確かなのは、身体を動かして実践した人には、等しく結果が訪れるということ。
それが心理学の面白さであり、掃除が持つ、静かだけれど確かな力です。
まずは、靴をたった一足、揃えることから始めてみてください。それだけでも、玄関の印象は変わり、気持ちの切り替えがしやすくなります。
気持ちの良い玄関は、快適な暮らしへとつながっていきます。
この記事が、玄関掃除を始めるきっかけや、少し立ち止まって考えるヒントになれば嬉しいです。




















