60点でいい。生活を立て直す「睡眠」の現実的攻略法

60点でいいと考え、無理なく睡眠から生活を立て直すイメージ
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100点の睡眠より、60点の睡眠を続けるほうが強い

睡眠が大事なのは、もう分かっています。
早く寝たほうがいいことも、スマホを見ないほうがいいことも。

それでもうまくいかないのは、100点の睡眠を目指してしまうからかもしれません。

私は最近、60点の睡眠を続けるほうが、生活は立て直せると思うようになりました。

この記事では、
「60点の睡眠って何?」
「それで本当にいいの?」
そんな疑問に答えながら、無理なく続く、現実的な睡眠の整え方をまとめます。

目次

60点の睡眠とは?

60点の睡眠は、理想の睡眠ではありません。ですが、生活を動かすには十分な“現実ライン”です。

60点の基準(これでOK)

  • 布団(寝床)に入る7時間ぶんの時間を作る(眠れなくてもまず確保)
  • 朝に光を入れる(眠くてもカーテンを開ける)
  • 夜のスマホは「やめる」じゃなく「刺激を減らす」

大事なのは、完璧に守ることじゃなくて、続く形に落とすこと
ここから生活の体力が戻っていきます。

なぜ「睡眠だけ」で生活が立て直せるのか

睡眠が整うと、びっくりするほど土台が戻ります。

  • 脳の霧が晴れて、判断がラクになる
  • イライラが減って、人にも自分にも優しくなれる
  • やる気が“出そうな気配”が戻る
  • 結果として、片付け・食事・運動が自然に動き出す

だから順番はこれでいい。
片付けより先に、睡眠。運動より先に、睡眠。

現実的な睡眠改革:今日からの7ステップ

1. 「早寝早起き」の呪縛を捨てる

睡眠改善というと、真っ先に「夜22時に寝て、朝6時に起きる」といった理想的なタイムスケジュールを思い浮かべがちです。 でも、残業や家事に追われる私たちにとって、毎日決まった時間に寝るなんて土台無理な話です。

「何時に寝るか」より「トータル7時間」

今日から意識するのは、寝る時刻ではなく睡眠時間(量)です。

  • 23時に寝て6時に起きる(7時間)
  • 深夜1時に寝て8時に起きる(7時間)

体内リズム的には前者が理想でも、6時間以下で頑張るより、時間がズレても7時間のほうがマシです。

「今日は寝る」と決めて家事を放置する勇気

「7時間なんて確保できない」という人は、削る対象を間違えています。睡眠時間を削って皿洗いをしても、翌日の効率が落ちるだけ。 「今日はもう寝る。皿は明日の朝の自分に任せる!」 この割り切りこそが、生活を整える第一歩です。

2. 朝の光は「最強の目覚ましサプリ」

朝の光を浴びて一日をリセットする様子

高いサプリメントを飲むよりも、確実に体内時計をリセットしてくれるのが「朝の光」です。

眠くてもカーテンを開ける

起きた直後は眠いですが、カーテンを「シャッ!」と開ける。これだけでOKです。

  • 曇りの日でもOK:室内の照明より、曇り空のほうが光量は強いです。
  • 窓際に立つだけでOK:直射日光を浴びなくても、窓際で10〜15分、歯磨きや着替えをするだけで脳は「朝だ」と認識します。

週末の寝だめは「+2時間」まで

平日の睡眠不足を取り戻そうと、休日に昼まで寝ていませんか? これは「社会的時差ボケ」を引き起こし、月曜日の朝を地獄にします。

どうしても長く寝たいなら、平日との差は「プラス2時間」までに留めましょう。 足りない分は、お昼寝(15〜20分)で補うのが賢い大人の休息法です。

3. 夜スマホとの「現実的な付き合い方」

「寝る前のスマホは禁止」。それができれば苦労しませんよね。 推しの動画も見たいし、友人のSNSもチェックしたい。それが唯一のリラックスタイムという人も多いはずです。

だから、禁止はやめましょう。代わりに「距離」と「内容」だけ調整します。

ベッドに持ち込まない「結界」を作る

スマホを敵にするのではなく、「寝る場所(ベッド)」だけは持ち込まないようにするのです。

  • 充電器をリビングや部屋の隅に置く。
  • どうしても枕元に置くなら、手の届かない場所に置く。

無意識に手を伸ばして画面を見てしまう……この「無意識」を防ぐだけで、睡眠の質は守られます。

「デジタルサンセット」ゆるふわ版

寝る30分前になったら、スマホの使い方を少しだけシフトチェンジします。

  • 見るもの:ハラハラするドラマや炎上ニュース(脳が興奮する)→ かわいい動物動画や天気予報(脳が平和になる)
  • 使い方:画面を見る → 音声配信や音楽を聴く

これなら、スマホを完全に手放さなくても、脳を徐々にクールダウンさせることができます。

4. 寝る前30分は「刺激を減らす時間」にする

寝つきが悪い夜を振り返ると、刺激が多くなっていることがよくあります。

たとえば、

・強い光を長く浴びていた
・SNSやニュースなど、情報に触れすぎていた
・カフェインをとる時間が遅くなっていた
・明日の段取りや悩みごとを考え続けていた

こうした刺激が重なると、体は休もうとしていても、頭だけが「起きたまま」になりやすくなります。

おすすめの“60点ナイトルーティン”

寝る前は、整えようとしなくて大丈夫です。
意識したいのは、一日を鎮めること。

睡眠チェック

全部できなくても、ひとつで十分。
「整える」よりも、「鎮める」ことを意識するだけで、眠りに入りやすくなります。

5. カフェインは「現実ライン」を決める

影響を受けやすい人は、14〜15時以降は控えるのが安心です。
「飲めば眠れる」人でも、睡眠の深さが落ちていることがあります。

夜はデカフェや白湯がおすすめです。

6. 「眠れない!」と焦った時の逃げ道:20分ルール

眠れない夜に、無理に寝ようとせず静かに過ごす時間を表したイメージ

「早く寝なきゃ」と思うほど、目が冴える。
そんな夜こそ、20分ルールを試してみましょう。

20分眠れなかったら、潔く布団を出る

布団の中で悩み続けていると、脳はその状態を覚えてしまいます。
「布団=考える場所」になってしまうと、眠れない感覚が強まり、同じループに入りやすくなることがあります。

そんなときは、無理に眠ろうとせず、いったん布団を出てみても大丈夫です。

・本を数ページだけ読む
・ゆっくりとしたストレッチをする
・静かな音楽を流す
・呼吸に意識を向ける

刺激の少ないことを選んで、静かに過ごします。眠気が戻ってきたら、そのとき布団に戻ればOKです。

7. 寝室は「暗く・静か・快適」ならそれでいい

寝具にお金をかける前に、まず環境のノイズを減らしましょう。

  • :豆電球も消して暗く(怖ければ足元灯)
  • :耳栓 or 一定の環境音(雨音など)
  • 温度:暑い寒いで起きるのが一番もったいない。朝まで快適に
  • 寝具:首や腰が痛いなら見直しサイン

全部やらなくていいのです。
気になるところを1つだけで十分。

それでもつらい時は:医療機関に頼る

セルフケアには限界があります。

  • 強い不眠が長く続く
  • 体調不良が続く
  • 薬の影響がありそう

こういう時は、睡眠外来やかかりつけ医へ。
一人で抱え込まないのも、生活を守る立派な選択です。

まとめ:60点でいいから「続ける」

丁寧な暮らしに憧れる人ほど、つい100点を目指してしまう。
でも生活は毎日続くものです。

100点の日が1日あるより、60点の日が1ヶ月続くほうが、心も体もラクになります。

今日からできる「60点の睡眠改善」3つ

  1. とりあえず7時間、寝床にいる(家事は明日に回す)
  2. 朝起きたらカーテンを開ける(窓を開けなくていい)
  3. 寝る直前のスマホは刺激を避ける(見るなら癒やし系)

これだけで十分です。

「なんか今日、体が軽いかも」
そう思えたら、あなたの生活はもう整い始めています。
今夜は60点でいい。
その積み重ねが、生活を静かに支えてくれます。

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この記事を書いた人

こんにちは、ピネです。
家事や育児に追われる日々の中で、少しでもラクに快適に過ごせるように工夫しています。本を読むことも好きで、心地よい暮らしのヒントを探しながら日々過ごしています。
どうぞゆっくり読んでいってくださいね。

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